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2008年6月

謎の量販店

少し前の給料日のこと・・・その日は同期の6人で、日頃の憂さ晴らし・・・じゃなくて、研修の疲れをいやすべく、仕事の後飲みに行ったのだった。駅の近くの居酒屋で、夏なのになぜかモツ鍋を囲んで宴会とあいなった。

幹事のこひ君(本人銘銘・・・でも意味不明)は、夏なのに鍋かよ~!と散々文句言われつつ(主にsenだけど)そこが安かったんだよう~weepと泣きながら訴えていた(まあおいしかったからいいけどさ)

とりあえずビールで乾杯し、ちょっと落ち着いて料理に手を伸ばしたその時、棋士の羽生さんにちょっと似たmizyou君が爆弾発言を落とした。「突然なんですが、僕明日で退職します」ぺこり・・・ってあんた、いきなりかい!

みんな一瞬固まった後、「えええええ~~~????」その場は騒然となってしまった。mizyou君は真面目で子煩悩なお父さんで、いつも2歳の息子さんとゴーオンジャー(だったっけ?)の話をすっごく楽しそうに話して、天然キャラでみんなを和ませてくれてたので、いなくなっちゃうのがショックなのだった。

実家で事業を始めるらしく、それを手伝って欲しいと言われ、とりあえず軌道に乗るまでは手伝うことにしたらしい。同期で5人だった男性の内、3人が減って(あと2人は早々に去っていったし)ショックだよ~~cryingとまたまたこひ君は泣き出した。

みんなが突然の別れに騒然となる中、mizyou君がおもむろに切り出した。「ところでsenさん、僕どう~してもわからない事があるんですけど・・・」なんだか思いつめたような声で聞くから、思わず身構えてしまうsenだった。「え??な、なんでしょう?」ちょっとびびるsen。

「senさんってどこに住んでるんですか?」どこに住んでるのかがそんなに謎か??腑に落ちないものの、とりあえず正直に答えるsen。「え~と、○○だけどそれが何か??」すると身を乗り出すようにmizyou君はこう言った。「いつも帰る時、senさん必ず駅前のヨドバシカメラに吸い込まれるように入って行きますよね?私こっちなんで~とか言って・・・ヨドバシに何があるのかすっごく気になるんですけど!」

う~ん、そう来たか。時々何人かと帰りがいっしょになることがあるんだけど、遅番の時、senは必ずヨドバシカメラの前でみんなと別れるのである。ヨドバシカメラは駅の少し手前にある大きな量販店なんだけど(そんなこと知ってるって?まあまあ)なぜかみんなが固唾を飲んでsenの答えを待っていた(そんな期待されても・・・)

「実は・・・」なんだかモツ鍋じゃなく、ヤミ鍋っぽい怪しい雰囲気になって来たな~と思いつつ「私ヨドバシに住んでるんだよね~♪」と本日2度目の爆弾を落とすsenであった。「えええ~~???」またまたその場は騒然となった。

「地下に秘密基地があってさ~」悪乗りするsenに即答するmizyou君。「senさんって、ウルトラマン o(o|o)/ だったんですか~???」いいよ~そのつっこみ!「そう、地下基地に秘密の地下通路があってさ~、そこからも帰れるんだよね~」どこまでも話を大きくするsenであった。

いったいsenはヨドバシで何をたくらんでいるのか、ホントにウルトラマンなのか?(な訳ないだろ!)大きな謎に包まれつつ、実は何の事はない落ちなんだけど、とりあえずめいっぱい気を持たせてつづくのさ(そこでかよ)

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びわの実

今日会社の同僚の女の子にびわの実をもらった。いまだ、研修中のsenだけど(まだやってんのかよ)話せば長くなるので、とりあえず研修の事は置いといて、びわである。その子はいわば同期の研修仲間で、同じ時期に入った仲間が他に8人ほどいるんだけど、みんな結構仲がいい。

先日、ちょうど休み時間がいっしょだったんでいろいろしゃべってる内に、びわの話になった。彼女は沖縄出身で、2ヶ月前に沖縄から引っ越してきたばかりなのだった。(しかし、引越しと同時に就職って・・・)そのびわは、最近もらったものだと言う。

「senさんびわ好きですか~?」「好きっ!」聞かれて次の展開が読めつつも、即効答える食い意地張ってるsenであった。で、予想どおり「じゃ、明日持ってきますね~」と答えが返ってきて、本日めでたくびわはすべてsenの胃袋におさまった。

そのびわは、一つ一つに短い枝がついていて、お店に売ってるきれいに実がそろってる物とはずいぶん様子が違ってたんだけど、なんだかふぞろいで素朴な様子が、妙に郷愁を誘った。味も、あまり甘くなくて、爽やかな懐かしい味だった。

昔、小学生の頃、田舎に住んでた時分は、よく山にいろんな物を採りに出かけた。どんぐりや、あけび、山いちごにさとうきび・・・そのびわは、その当時味わったなつかしい思い出といっしょの味がした。それはお店やスーパーで買う果物では決して喚起されない、ひどく甘い痛みを伴う味なのだった。

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