秋の始めの出来事
まず始めに、この日記を今はもういない大切な友と、その友人の方々へ捧げます。
やっと約束が果たせたよ。
おそくなってごめんね。
でも、君が悪いんだよ。急にいなくなるんだもん。
みんながすごくさびしがっていたよ。
君のHP、あれからたくさんの人が訪れていたよ。
みんな君が好きだったんだね。
今は閉鎖されてしまったけれど、もう少し残しておいてほしかったな。
君に言いたいことがまだあったんだよ。
いっぱいいっぱい、ありがとうって言いたかったんだ。
いつか遊びにいく時に君のおかあさんにたのんでみようかな。
とってもいいHPだったから、もったいないよね。
君に会ったのはいつだったかな。
ネットの上で会ったんだけど、すっごく気さくでくったくのない君が
すぐに好きになった。
いっぱい体に重い荷物をかかえているのに
いつも心は軽々と明るかったね。
ううん、ほんとは君もいろいろな苦しみを抱えていたことも知っている。
でもいつも前を向いて病気と立ち向かっていたね。
もっといっしょに遊びたかったな。
もっといろいろ話したかった。
でもね、最近君のけはいを感じる気がするんだよ。
君は魔女だったから、ほうきにのって
今も友達をたずねて飛び回っているのかな?
気のせいかもしれないけど
気がつくと君に話しかけていることがよくある。
なんだか最近、いろいろなことがうまくいくようになったんだよ。
君のおかげなのかな?
だからそんなにさびしくないんだよ。
これからもいろいろ話すから、そばで見守っていてね。
君はずっとずっと、大切な友達だよ。
いっぱいいろいろなこと教えてくれてありがとう。
ネットの友人とのオフ会があったのは1年前の夏の終わりでした。
その時入院していた彼女と病院で会ってからもう1年以上がたちます。
忘れないうちにUPする予定だったのに
約束も果たせないまま3ヶ月もたたないうちに
友人は黙って逝ってしまいました。
時間も経っていろいろ細かいことは忘れてしまっているので
雰囲気しか伝えられないと思いますが
たぶんネットの友人の中でいちばん最後に会ったのが私だと思うので
彼女のことをやっぱり伝えるべきなのかなとも思い、
彼女との約束でもあったのでオフ会の様子も合わせて
以下当日の日記を書くことにしました。
それは深緑のまぶしい、よく晴れた夏の日。
会社の同僚と2人で出雲大社や神戸へ旅行に行くことになったのは。
そして島根県にいるネット上の友人とも会う予定だった。
もう1年以上前のことである。
なのであまり詳しいことはよく覚えていない。
そして何から書けばいいのかもよく分からない。
旅行から帰って、忘れないうちに書くつもりだったのだけど
おおきな出来事が筆を止めてしまったのだった。
その事も含めて、いつかは書かなければいけないと思ってはいた。
そう約束した友がいたから・・・
ただ、書く方向性がずいぶん変わってしまっただけだ。
始めは楽しい旅行記を書く予定だった。
そして楽しいオフ会の記録も兼ねた文章になるはずだった。
そこにはいくばくかのうそも交えつつ(友は思ったより具合が悪そうだったのだ)
それでも会いに行った友に楽しんでもらえるように
せいいっぱい、おもしろくしようと思っていた。
それから3ヶ月もしないうちに友の訃報がもたらされた。
予定がくるってしまった・・・
というより予定が行き場を失ってしまった。
そしてそのまま1年以上が過ぎ去ってしまったというわけだ。
でもどうも最近、友の気配を感じる・・・ような気がする。
そう思いたいだけなのかもしれないけれど
「senちゃん、まだ~?早く書いてよ~」というプレッシャーを感じるような・・・
そしてなんだかひんぱんにそばにいてくれてるような・・・
明るい友人だったから、気配もなんだか明るい。
友の事を思うとき、さびしさと悲しさと、慕わしさとなつかしさが同居した
不思議な感覚に襲われる。
そんな時はもしかしたらすぐそばにいてくれるのかもしれない。
出雲大社は屋根の葺き替えをするというので、
階段が組まれていて、触れる位近くで屋根や木組みを見ることができる
そんな特別な日だった。
その山のふもとの神社に来るのはこれで2度目だった。
もちろん神社自体も歴史があって荘厳な雰囲気につつまれているのだが
本当は神社の裏の山と周辺の空気こそが
それをかもし出していると感じたのだった。
深い深い山の色と、霧と、もやのようなその中から
静かで、重たい圧倒的な何かがのしかかってくるような感じ・・・
「ああ、その大気の中にたしかにいる」
神様だかなんだかわからないけど、たぶん山そのもののようななにかが・・・
そこはやっぱり尊い空間だと思うのだった。
いっしょに来た同僚はお払いを済ませてから帰るというので
別行動で入院しているネット上の友に会いに行くことにした。
出雲大社が思ったより遠かったので、結構時間が押してしまっていたのだ。
旅行前、ネット上の友に会いに行くと言ったら、同僚は不思議な顔をした。
どうも、リアルな付き合いしかしたことがないので
メールやブログだけの友人関係がよく理解出来ないらしい。
確かに会ったこともない友なのだが、ちゃんと言葉は電話回線に乗って
心もいっしょに届けてくれている。
その人自身の人格や想いはメールや文章にきちんと反映されているのだ。
だから、ネット上の友と何人か会ったことがあるけれど、
初めて会う人でも、今まで一度も違和感を感じたことはないのだった。
冬に行くと言っていたのに遅くなってしまった。
友はもう何ヶ月も入院しているのだ。
彼女は重い病気にかかっている。
入退院をくりかえして、それでも体調のいい時は毎日ブログをUPしている。
バイタリティにあふれている友だった。
その日も、朝から楽しいメールをやり取りしながら、病院でのオフ会へと向かった。
「○○ちゃん、今日行くからね~♪」
「おお!senちゃん、いよいよ島根上陸ですか~。」
「今タクシーの中だよ~。もうすぐ着くからね~」
「わ~い♪待ってるよ~♪」
そんな風なお気楽なメールが交わされる。
病院へはタクシーで向かった。
駅からどのバスに乗ったらいいか途中で断念したからだ。
こう見えても方向音痴である。(全然自慢にならない)
病院は比較的いなかの、道路沿いに立っていた。
白い外観の落ち着いた雰囲気の建物だ。
面会人の名前をつげると、看護婦さんがいっしょに案内してくれた。
ああ、やっと会えるよ、ドキドキ!
横にスライドするドアの向こうで友は待っていてくれた。
すみません 続きます。
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コメント
senちゃん、書いてくれたんだね。
ありがと~♪
彼女のことを想うといまだにウルウルしちゃう。
私は会った事もないのに懐かしさでいっぱいになる。
悲しみより温かな気持ちになるんだよね。
ホント不思議な魔女さんだ(笑
続き楽しみにしてまーす(*^_^*)
投稿: 三つ葉 | 2010.11.29 20:24
三つ葉ちゃん こんばんは~♪
私もウルウルしながら書きました。
なるべく早く続き書くつもりなので
待っててね~。
この日記は彼女が書かせてくれてると思うので
たぶんすぐにUPできると思いますよ~♪
投稿: sen | 2010.11.30 22:02